チャレランには「スコアカード」という,個別に記録を書く用紙があります。ゴルフのスコアカードと同じで,自分の記録を残しておくものですが,ゴルフとの違いもあります。
まずは,記録は,「書いてもらう」ものです。自分で記録を書くのではなく,スタッフに書いてもらう,というところが大切です。記録の公正性ということもありますが,他者から評価として書いてもらい,かつほめてもらえる(励ましてもらえる)ということがポイントです。
スタッフに書いてもらって,「がんばったね」と言ってもらいながら,スコアカードを渡してもらう,というやり取りが,スコアカードに記録を書いてもらうことの必要性です。
もう一つ。一つの種目について,何度も記録を書いてもらえるという点です。出した記録を書き直す,ではなく,もう一度挑戦して,記録を塗り替えて,それを書いてもらうのです。
最初の数回は記録が伸びますが,そこから先,そうそう簡単に記録は伸びるものではありません。場合によって,下がっていくこともあります。
でも,10回,15回,20回と繰り返して挑戦し続け,21回目に記録更新ができたときの喜びは,本人だけではなく,スタッフも,保護者も思わず笑顔になります。
何回も何回も挑戦し続けたことそのものが,「記録」として書かれているのです。
挑戦した記録が伸びていくことと,挑戦したことそのものの記録が増えていくこと,がチャレランのスコアカードには刻まれていくのです。
他者からの評価と,自己の評価,どちらもできるようになっているので,より夢中に,真剣に,そして繰り返し挑戦するようになっていきます。
この経験により,短期集中の繰り返し,工夫をし続けること,もっと良くなるまであきらめない心,自分を高めていこうとする向上心が育まれます。
本人の努力の「視覚化(見える化)」と言っていいでしょう。
これがチャレランの「スコアカード」のシステムです。